食育とは子どもたちが自分で自分の健康を守り、健全で豊かな食生活を送る能力を育てようとするもので、
「身体」ばかりでなく「心」も育てると言われています。
人間は、現在をもっとも良く生き、さらに生涯にわたって健康で質の高い生活を送る基本として食を営む力が必要です。
食べることは生きることにつながっています。
つまり、食べようとする意志は、生きようとする意志とも言えるのです。
私たちは、子どもたちが「食」に関心を持ち、自ら健康管理のできる子に育ってほしいと考えています。
また、食の体験が、文化を知ることや、感謝の心を育てることにもつながります。
元気な体をつくる
心と人間性を育てる
食の知識を増やし、食べるための技術や食べ物を選ぶ能力を育てる
古くから"医食同源"という言葉があります。
食を通して人は心と肉体の健全な成長があるといえるのでしょう。
子どもたちが、自分の健康を守り、豊かな食生活を送る為の知恵を身につける事が、
人生を豊かに、力強く生き抜く能力につながっていくのです。
このような深い意味を子どもたちに伝えていくことが食育の基本です。
01
旬の食材を取り入れる
その季節にしか味わえないものを積極的に取り入れ、新鮮な材料を使用するようにしています。
02
米…五穀米を使用
0~2歳児の主食や、3~5歳児の行事食の主食には五穀米を使用し、子どもの健康、アレルギー対策を行っています。
03
水…質の良い水(軟水)を使用
給食に使用する水は、軟水器を使って、体にやさしい軟水を使用しています。
04
毎日手作りおやつ
1年を通して、手作りおやつを提供しています。お好み焼き、スパゲティー、きなこ団子、そして子どもの名前入りクッキーなどは特に人気です。
05
行事食・月齢に沿っての段階食
それぞれの行事に応じたメニューを提供しています。また、月齢に沿って段階食を工夫しています。
06
アレルゲン除去食
その子の体質に応じた除去食を提供しています。
07
食育教室
給食を担当する調理師が給食の材料のお話をしたり、食べ物のクイズやゲーム遊びなどをして、食べ物に興味と感心を持ってもらい、食べることの楽しさを学んでいます。
08
ちびっこ農園の取り組み
ちびっこ農園の野菜やお芋の苗植え・水やり・収穫などを通して、育てた野菜に興味や関心をもってもらい、その野菜を給食のメニューに加えることによって、少しでも野菜を好きになってもらいたいと思っています。
子どもたちが、毎日元気に過ごす為には、心身共に健康であることが大切です。
心と身体が常に安定するよう、保育士は子どもたち一人ひとりとの信頼関係を築くことを心がけています。心も元気、身体も元気。
どちらがかけても本当の健康とは言えません。
顔色、きげん、表情など毎朝子どもたちのようすを観察することから、保育園の健康管理は始まります。
日々の保育の中で、この時期の子どもたちに大切な運動や、必要な栄養、休息を十分に与えること。
病気を乗り越えられるような体力・精神力を養うことで健康維持、増進につなげていきます。